2015年8月12日水曜日

二日分の日記

(1)
串田孫一「若き日の山」(集英社)読了。
後半の「笛」が、著者には珍しく親族(創作?)との親子関係で心が動いたことが綴られていて新鮮だった。
同じ分野で親が子に超えられる予感というもの、僕の親は感じたことがないかもしれない。

益田ミリ「結婚しなくていいですか。すーちゃんの明日」(幻冬舎)も読了。
自分もこのままあと5年ちょっと経つと似た状況になる。(すーちゃんは貯金200万円あるんだよな・・・。)
主人公たちは女性、ほとんどモノローグで進む。それぞれ事情があるとしていたり、老後の悩みや性のことにこだわったり、ぼんやりとこれでいいのかと思いながらも、それぞれの性格で考え続けて独身生活を送っている様が、そのまままんがになっている。
最近、結婚するとかしないとか、今の僕が語れることはないと気づいたので、ひとまず何も考えず脇においておく。

それにしても、ブックオフの100円文庫にはお世話になっているなあ。

(2)
送るべき細かいものを梱包し終わった。
残りは捨てる。
金銭も目処がついたので、今日から外食生活に入ろうと思う。使わなくなるガスコンロを綺麗に磨いておいた。業者にガスを止めてもらってから取り外して、送ろう。シーリングライトも勿体無いので捨てずに送る。
結局二回目の荷物が出来ることになった。パソコンもその時にしようかな。ぎりぎりまで何か書いていたい。

(3)
燃料用アルコールを使い終わるため、久し振りにベランダでアルコールストーブクッキング。
500mlのお湯を沸かし、もち二個+即席みそ汁2杯分を投入し煮立てる。
味は想像通り。みそ汁より、あっさりとしたスープの方がおいしいかも。
もちが大き過ぎてくっついてしまった。野外でやる場合は、予め適当な大きさに切っておこう。

(4)
お酒。折角なのでと、居酒屋にあった八丈島ゆかりのおいしいものばかり頂いてきた。
島唐辛子とお刺身。八丈島にはわさびがなかったので醤油に唐辛子を箸で潰した辛みで刺身を食べるそうな。
ちょっと後から舌がぴりっとする。醤油の味を消さないので、ちょっと濃い味で食べているように感じる。
わさびとはまた違った辛みと刺身の味。
漬けの寿司。もちろん美味しい。
人生初くさや。思ったよりは、アレな香りせず美味しかった。魚の臓物を発酵させた液に浸けているそう。
アシタバの天ぷら。さくさく。お腹いっぱい。

気張らずにいきましょうと、とても嬉しい夜だった。

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